みんなでがんばろう●日本 バックナンバー
2013-11-27 18:15 みんなでがんばろう日本●】秋の活動報告~将来を支える子ども達のために~

【みんなでがんばろう日本●】メールマガジン第10号


東日本大震災復興支援財団メールマガジン~秋の活動報告~
2013年11月27日(水)発行 第10号


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バックナンバー

目次

  1. 福島こども力プロジェクト 第2回福島こども力会議を開催
  2. 子どもサポート基金(第4期) 活動報告会を開催
  3. 寄附者紹介コーナー vol.7 ~湘南国際マラソン~

福島こども力プロジェクト 第2回福島こども力会議を開催

「福島こども力プロジェクト」では、夏のプログラムが終わった9月15日と10月20日に「福島こども力会議」を開催しました。9月15日の会議では、これまでの振り返りと次年度の方向性について検討を行いましたが、今回は10月20日に実施された、第2回福島こども力会議の様子をご紹介します。
東日本大震災復興支援財団は2011年から、「ふみだす探検隊」を中心に、放射能のリスクから逃れることを前提とした「保養」の支援を実施してきました。しかし、これらの支援を続ける中で、保護者の方等とのお話しを通じて感じたことは、『放射能のリスクに対する考え方には個人差があり、「保養」という支援は日常生活であまり話題に出せない放射能のリスクの考え方を際立たせ、分断を生んでしまう』といったマイナス面があることでした。

一方、「ふみだす探検隊」をはじめとする、これまで支援として行われてきた自然体験など多くの体験活動は、福島県の子ども達にとって大きな教育的機会の創出になっていました。

そこで、「放射能のリスク」やそれに対応する「保養」ではなく、放射能に対する様々な立場や考え方を乗り越え、福島県の子ども達の健全な育成のために大人達が連携し、教育の機会をもっと多く提供することはできないだろうか。この思いが「福島こども力プロジェクト」を企画した出発点でした。

事業としての側面から「福島こども力プロジェクト」を見ると、
◆教育的な体験プログラムを資金面から支える「福島こども力基金」
◆さまざまなステークホルダーとの連携を生み、より良い活動を生み出していくための「福島こども力会議」
の2つがあります。
このプロジェクトは、従来のような単なる活動への資金支援だけではなく、「福島こども力会議」を通じて、プログラム団体、子ども達(参加者)、保護者、教育委員会などの教育関係者、ボランティアなどが、プロジェクト全体方針や各プログラムの内容に対して意見・要望を言える場を設け、可能な限りそれをプログラムに反映し、より良い活動にしていくことを目指しています。

例えば、次年度の全プログラムの共通方針は今回開催された2回の会議を通じて出てきた内容をベースに作成しています。このように、今後も様々な分野の体験活動を通じて子ども達を支援している団体と、それを取り巻くステークホルダーが連携の輪をより広げていくことで、福島の将来を支える子ども達にとってより良い体験活動が行われていくことを目指していきます。


引き続き、皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。

福島こども力プロジェクトの紹介映像が出来ました。ぜひ、ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=15O326LJGf8

福島こども力プロジェクトでは、ホームページやFacebookなどで随時活動報告を行っていますので、ご覧ください。
福島こども力プロジェクトホームページ
福島こども力プロジェクトFacebook

子どもサポート基金(第4期) 活動報告会を開催

11月22日(金)、仙台にて支援団体向け助成金「子どもサポート基金」(第4期)活動報告会を開催し、第4期助成先団体から32団体39名の方々にご参加いただきました。

報告会は、活動報告と意見交換(ディスカッション)の二部構成で行い、9団体から支援地の現状、支援活動の内容とその成果、今後の計画などについてお話しいただくと共に、参加者全員での意見交換を行い、各参加団体が感じている活動地域の課題やその解決に必要なことについて話し合いました。

会場の参加者からは、「どのように行政と連携しているのか?」「活動に参加した子ども達の反応は?」「活動継続にあたって、どのように資金を確保しているのか?」等のご質問からはじまり、「今後は支援団体同士の連携強化が大切」といったご意見まで、今後の支援活動を念頭に置いた具体的な意見交換が活発に行われました。
今回、活動報告をしていただいたのは、こちら(9団体)の皆様です。

・青空幼児園たけの子
・特定非営利活動法人石巻復興支援ネットワーク
・特定非営利活動法人北いわて未来ラボ
・一般社団法人キッズ・メディア・ステーション
・東北の高校生の富士登山
・特定非営利活動法人にじいろクレヨン
・特定非営利活動法人はらまち交流サポートセンター
・特定非営利活動法人南相馬こどものつばさ
・山形避難者母の会
(50音順・敬称略)
当財団では、被災した子ども達の支援を行う支援団体の活動をサポートするともに、支援団体同士の情報交換・連携等の促進のため、今後もこのような会を定期的に開催していく予定です。
子どもサポート基金ホームページ

寄附者紹介コーナー vol.7 ~湘南国際マラソン~

湘南国際マラソンでの募金活動
昨年に引き続き東日本復興支援大会として開催された「第8回湘南国際マラソン(2013年11月3日開催)」のチャリティ募金先団体の一つとして当財団が選ばれ、募金総計16,724,000円のうち、18,076名のランナーの皆さまから12,899,000円を当財団にご寄附いただきました。本当に有り難うございました。

第8回湘南国際マラソン公式ホームページ


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発行元
公益財団法人東日本大震災復興支援財団
〒105-0021
東京都港区東新橋1-9-2 汐留住友ビル14F
TEL:03-6889-1560(10:00~17:00)
URL:http://minnade-ganbaro.jp
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