みんなでがんばろう●日本 バックナンバー
2014-01-29 18:00 【みんなでがんばろう日本●】被災地からトップアスリートを目指す子どもたち/冬の活動報告
【みんなでがんばろう日本●】被災地からトップアスリートを目指す子どもたち/冬の活動報告
被災地からトップアスリートを目指す子どもたち/
冬の活動報告
2014年1月29日(水)発行 第11号

当メールマガジンが正常にご覧になれない方は、以下からご覧ください。
バックナンバー

目次

  1. みやぎジュニアトップアスリートアカデミー「ウィンターキャンプ」実施
  2. インタビュー:みやぎジュニアトップアスリートアカデミー生が目指す未来
  3. 福島こども力プロジェクト「第3回福島こども力会議」を開催
  4. 現地の声から実現した支援~「なみえ交流館」のいま~
  5. まなべる基金(第3期)奨学生決定
  6. 寄附者紹介コーナー vol.8 ~戸田マラソン ~

みやぎジュニアトップアスリートアカデミー「ウィンターキャンプ」実施

みやぎジュニアトップアスリートアカデミー」の第8回目育成プログラム「ウィンターキャンプ」が、 2013年12月22(日)~24日(火)の2泊3日で開催されました。 4・5年生はバレーボールとソフトボールを通じて「知っている競技をより深く理解する」、「チームワーク・チームビルドの意味を知る」こと、 6年生へはフェンシングとライフル射撃の指導を実施し、 「競技の経験を記憶する」、「間合いの習得、心理状況と競技成績の関連性を体験する」ことを目的としました。 また、6年生を対象に、「復興を担うリーダーとは」をテーマにしたワークショップを当財団職員が実施しました。

実施したプログラム:バレーボール / ソフトボール(4・5年生)

誰もが知っているメジャースポーツであるバレーボール。日本オリンピック委員会バレーボール専任コーチに指導していただき、レベルの高い指導を受けることができました。 2時間ほどの指導の後に行った試合では、 チーム内で声を掛け合い、目標としていたチームプレーの大切さを学んでいました。
また、楽天イーグルスソフトボールコーチ陣から指導いただいたソフトボールのプログラムでは、特有の「ウインドミル」という投法をデモンストレーションしていただきました。そのスピードと迫力には子どもたちから歓声が上がっていました。

実施したプログラム:フェンシング / ライフル射撃(6年生)

相手との駆け引き、対人競技の達成感を学ぶことを目標にフェンシングの指導を実施しました。個人戦では、教わった足さばき・剣さばき、チャンスを作り出すテクニックを駆使していました。 また、この日指導にあたってくださったのはロンドンオリンピック銀メダリストの三宅 諒選手。憧れのメダリストを前に、プログラム終了後も子どもたちからの質問が絶えませんでした。
翌日のプログラム、ライフル射撃は、子どもたちにとって初めて体験する競技でした。 はじめは的の小ささやライフルの重量に苦労していましたが、プログラム後半の個人戦では高い集中力で高得点をマーク。習得の速さに指導陣を驚かせていました。

ワークショップ:復興を担うリーダーとは(6年生対象)

夕食後の時間を利用して、当財団職員によるワークショップを開催しました。 テーマは、「復興を担うリーダーとは」。 「復興とは何か?」、「そこに求められるリーダー像とは?」という問いかけに対し、子どもたちは、グループごとに個性あふれる意見を出してくれました。 中には、「オリンピックに出場して、地元宮城県を世界にアピールできるリーダーになる!」というトップアスリートを目指す子どもたちならではの回答もありました。

インタビュー:みやぎジュニアトップアスリートアカデミー生が目指す未来

小学校卒業まで、参加の機会も残りわずかとなった6年生に、これからの目標を聞いてみました。
小学校6年生 遠藤 拓人くん
みやぎジュニアトップアスリートアカデミーに参加したのは、同学年の子がどんな練習をして、どんな気持ちでスポーツをしているのかを知りたかったからです。兄の影響で始めた飛込競技の練習では、年が近い子と練習することがほとんどありません。練習で難しい技が増え、こわい、やりたくない、という気持ちになったこともあるけれど、逃げても何も始まらないと思い挑戦してきました。みやぎジュニアトップアスリートアカデミーでは、同学年のみんなといろいろな競技に挑戦できて楽しいです。例え自分がまだ低いレベルでも周りが高いレベルだと、「やらなきゃ!」という気持ちになります。 これからも東京オリンピックを目指して練習し、飛込競技で金メダルを取りたいです。
「みやぎ『夢・復興』ジュニアスポーツパワーアップ事業」ホームページ

福島こども力プロジェクト「第3回福島こども力会議」を開催

福島県の将来を支える人材を育成するプロジェクトを目指し、昨年6月から始まった「福島こども力プロジェクト」は、開始から約半年が経過しました。 発足時は7団体だった支援先団体も、今年はさらに増える予定です。 2014年1月14日(火)には、このプロジェクトに賛同する団体の代表者が一堂に集結し、それぞれの活動内容を共有し高めあうための意見交換を行いました。 参加者からは多くのアイディアや気づきを得て、活動に反映させる良い機会となったとの声をいただきました。「福島こども力プロジェクト」は、これからもさまざまな団体と連携し、多様なプログラムを通して子どもたちの未来に向けた力を伸ばしていきます。
「福島こども力プロジェクト」ホームページ

現地の声から実現した支援~「なみえ交流館」のいま ~

先日、福島県いわき市内で運営している浪江町の避難者交流拠点、「なみえ交流館」に当財団職員がお邪魔してきました。 当財団では、市町村単位で実施する対話形式の「芋煮会ワークショップ」をきっかけに、なみえ交流館の開所にあたり支援をさせていただきました。 昨夏の開所から半年が経過した現在は、交流館の2階に待望の健康調査室が設けられ、こちらを拠点にした仮設住宅への見回り健診等が新たに実現したそうです。また、隔週で開催されるコンサートや芋煮会などの交流イベント、健康体操や習字のサロンといった催しには、なみえ絆いわき会の会員様だけではなく、交流館近隣にお住まいの方も交え賑わっているとのことで、なみえ交流館が新たに人と人とを繋げる役割を果たしている事を大変嬉しく感じました。

まなべる基金(第3期)奨学生決定

2013年9月2日~10月15日まで応募受付をしていた「まなべる基金(第3期)」の、奨学生が決定いたしました。 このたびの募集では、929名のご応募をいただき、選定委員会で慎重な選考を行った結果、486名を奨学生として採用することになりました。 当初の募集枠は350名でしたが、多数の応募をいただいた状況を鑑みてより多くの支援が必要だと考え、奨学金給付生徒数を486名に増加しました。 合否通知は、応募時の在籍校を通じ、順次応募者へ送られる予定です。
高校生対象給付型奨学金「まなべる基金」第3期の奨学生決定について

寄附者紹介コーナー vol.8 ~戸田マラソン~

当財団へご寄附いただいている方々や、寄附の協力をいただいているサービス・イベントなどをご紹介いたします。
戸田マラソンin彩湖
記念すべき第30回目の開催となる、“戸田マラソンin彩湖”の大会参加費の一部を、当財団にご寄附いただきました。 また、大会当日は当財団職員が復興支援ブースにて募金活動をさせていただき、多くの方より東北への想いをお寄せいただきました。
募金くださった皆さま、参加ランナーの皆さま、そして大会関係者の皆さま、ありがとうございました。

戸田マラソンin彩湖2013


当メールマガジンの解除について

当メールにお心当たりのない方、当方からのお知らせが不要の方は、以下のURLをクリックいただきましたら、登録解除いただけます。
※以下のリンクをクリックすると即座に解除されます。

メールマガジンを解除する

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
ぜひ、ご意見やご感想など、お気軽にお寄せください。


発行元
公益財団法人東日本大震災復興支援財団
〒105-0021
東京都港区東新橋1-9-2 汐留住友ビル14F
TEL: 03-6889-1560(10:00〜17:00)
URL: http://minnade-ganbaro.jp
Facebook: http://www.facebook.com/ganbarojp
<< 一覧に戻る