みんなでがんばろう●日本 バックナンバー
2015-07-10 15:30 【みんなでがんばろう日本●】財団設立から5年目を迎えるにあたって

【みんなでがんばろう日本●】メールマガジン第20号


財団設立から5年目を迎えるにあたって
2015年7月10日(金)発行 第20号


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目次

  1. ごあいさつ
  2. 「福島こども力調査」のご報告
  3. 「ユースアクション東北」伴走者合宿について
  4. 会津ホープスへの寄付
  5. 東北応援プロジェクトを終えて

ごあいさつ

4年前の7月11日に設立された東日本大震災復興支援財団は、4年間東北の子どもたちへの強い思いを持って支援活動を続けてまいりました。この日を迎えることができるのは、ともに活動してきたNPOやボランティア団体の皆さまとのつながり、そして寄付者の方々の継続的なご支援があってこそだと思っております。 いただいたご寄付はすべて、東北の子どもたちのために大切に活用してまいりました。活動の内容は年次報告書などでご覧いただけます。これからも、東北の子どもたちのよりよい未来のために活動してまいりたいと考えています。皆様の変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。

公益財団法人東日本大震災復興支援財団管理局長

「福島こども力調査」の結果報告

日本子ども文化創造研究所の明石 要一氏と当財団は、福島県の子どもたちの力を引き出す活動を行う団体を支援する「福島こども力プロジェクト」の効果測定として、2014年度の同プログラムに参加した子どもたちとその親を対象に「福島こども力調査」を実施しました。この調査において、自然体験やスポーツ、音楽、国際交流、リーダー育成、キャリア教育などの体験活動の前後で、子どもたちの態度変容がどの領域に見られるかを測った結果、「福島こども力プロジェクト」の体験活動参加後、子どもたちの「小さな失敗を恐れない」や「自分で課題を見つけ、進んで何でもやる」「地元が好き」「自分の街をよくしたい」といった点が大きく向上していることが分かりました。この調査結果が、「子どもたちの未来へ向かう力を伸ばし、今後の福島の将来を支える人材育成をする」という本プロジェクトの目的に一定の効果があったことを示すと言えます。当財団は、東北の子どもたちの未来につながる支援活動を引き続き行ってまいります。
「福島こども力調査」の結果について

ユースアクション東北の伴走者合宿について

岩手県・宮城県・福島県の若者による、被災地域の復興や活性化を目指す活動を、資金面と人材面から支援する「ユースアクション東北」の初めての「伴走者合宿」が、5月末日に開催されました。 伴走者とは、若者たちの活動が円滑に進むようアドバイスをしたり、活動を通じた学びをより深いものとするべく、彼らに寄り添う地元の大人です。このたびの「伴走者合宿」では、日頃から若者を支える活動に取り組む、約40人の伴走者が一同に会し、若者の活動をどのようにサポートするか、今後どのように協力し合えるかを語り合いました。「東北の未来を担う若者を、ここにいる大人みんなで支えていこう!」と宣言してくださった伴走者の方々と手を取り合い、東北の若者の成長に寄与できるよう活動を進めてまいります。

会津リトルシニアへのユニフォーム贈呈式

6月13日に当財団およびプロ野球独立リーグ(BCリーグ)※所属の福島ホープスは、会津に拠点を置く少年野球チーム「福島ホープス会津リトルシニア(以下「会津リトルシニア」)の子どもたちへのユニフォーム贈呈式をおこないました。 福島ホープスは、野球を通じて子どもたちに福島で育ち、笑顔を増やしてもらいたい、子どもたちに色々な「望み」をもってもらいたい、という思いのもと、2014年に設立された「福島県民球団」です。 2011年〜2013年に当財団が支援した福島県の子どもたちに外遊びの機会や体験学習を提供する事業「ふみだす探検隊」でご縁のあった、現福島ホープスのゼネラルマネジャー(GM)からの今回「野球を通じて将来の福島を支える人材を育てたい」との声を受けて、会津リトルシニアへ新しいユニフォームや備品など、立ち上げに必要な支援をするにいたりました。将来、福島県の復興を盛り上げる多くの人材が、このチームを先駆けとし、育っていくことを期待しています。
※「地域と地域の子どもたちのために」を理念に掲げ、北信越・関東・東北地方を活動地域とするプロ野球の独立リーグです。

東北応援プロジェクトを終えて

3月10日から5月31日まで、被災地の子どもたちを支援するためのキャンペーン「東北応援プロジェクト」が、ソフトバンクモバイル株式会社(現ソフトバンク株式会社)によって実施され、当財団の「まなべる基金」へ、総数31,502件、総額9,245,800円をご寄付いただきました。このたびのキャンペーンは、同社の提供する「かざして募金」を用い、東北支援に携わる団体への寄付を募るもので、当財団にも多くの方がご寄付くださいました。震災から4年が経過した今も、多くの方が気持ちを寄せてくださっていることに、心から感謝申し上げます。「東北応援プロジェクト」にご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。いただいた寄付金は、まなべる基金の奨学生のため、全額大切に活用させていただきます。


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